膝関節は、大腿骨、脛骨と膝蓋骨からできている。大腿骨と脛骨の関節では、屈曲と伸展の運動を行う。
関節にある軟骨は、加齢にともない柔軟性が失われ、損傷していく。損傷が進むと変形性膝関節症とよばれ
変形がみられるようになる。O脚と呼ばれる下肢を正面からみると外に曲がったような変形になることが多い。
膝の運動は、屈曲と伸展が主だが、捻り運動も屈伸の時に発生しており、回旋運動とよばれる。膝が曲がるときは、脛骨が内方向に回旋する内旋運動が生じ、反対に膝が伸展するときは、脛骨が外方向に回旋する外旋運動が生じる。